うるう年の決まり方|4で割り切れても平年になる年と、次のうるう年

2月29日がある「うるう年」は、4年に1度と覚えている人が多いでしょう。ところが、4で割り切れるのに平年になる年もあります。この記事では、うるう年の正確な決まり方と、日本での法律上の定め、次のうるう年、2月29日生まれの年齢の数え方までまとめて解説します。

うるう年の3つのルール

現在世界中で使われているグレゴリオ暦では、次の3つのルールでうるう年を決めます。

  1. 西暦が4で割り切れる年は、うるう年にする。
  2. ただし、100で割り切れる年は、平年にする。
  3. ただし、400で割り切れる年は、うるう年にする。

たとえば2000年は400で割り切れるのでうるう年でしたが、2100年は100で割り切れて400では割り切れないため、4で割り切れても平年になります。このルールにより、400年のあいだにうるう年は97回あります。

なぜうるう年が必要なのか

地球が太陽のまわりを1周して季節がひと回りする長さ(太陽年)は、約365.2422日です。1年を365日にすると、毎年約0.2422日ずつ暦と季節がずれていき、4年で約1日になります。そこで4年に1度、2月29日を加えてずれを戻します。

ただ、4年に1度では1年の平均が365.25日となり、今度は少し長すぎます。100年に1度うるう年をやめ、400年に1度は戻すことで、平均を365.2425日にして太陽年に近づけています。それでも約3,000年あまりで1日ずれる計算です。

日本のうるう年は「皇紀」で決められている

日本では、うるう年の決まりが明治31年(1898年)の勅令「閏年ニ関スル件」で定められています。この勅令は、西暦ではなく「神武天皇即位紀元(皇紀)」の年数で書かれていて、皇紀の年数が4で割り切れる年をうるう年とし、皇紀から660を引いた年数(つまり西暦)が100で割り切れて400で割り切れない年は平年とする、という内容です。皇紀は西暦に660を足した年数なので、結果はグレゴリオ暦と同じになります。

次のうるう年はいつ?

  • 直近のうるう年:2024年
  • 次のうるう年:2028年(2月29日は火曜日)
  • その次:2032年、2036年、2040年

うるう年は366日で、52週と2日になります。平年(365日)は52週と1日なので、同じ日付の曜日は、平年をはさむと1つ、うるう日をはさむと2つ進みます。

2月29日生まれの人の年齢

日本の法律では、年齢は誕生日の前日が終わるとき(24時)に1つ増えます。2月29日生まれの人は、2月28日が終わるときに年をとるため、2月29日がない年でも3月1日には新しい年齢になっています。誕生日のお祝いを2月28日にするか3月1日にするかは、家庭によってさまざまです。

「うるう秒」との違い

うるう年とよく似た言葉に「うるう秒」があります。こちらは地球の自転のわずかな遅れに時計を合わせるため、1秒を足す調整です。日本では2017年1月1日の午前8時59分59秒のあとに「8時59分60秒」が入ったのが最後で、うるう秒は2035年までに廃止することが国際的に決まっています。

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