月齢とは? 月の満ち欠けの周期と、三日月・上弦・十六夜など月の呼び名一覧
三日月、上弦の月、十五夜、十六夜(いざよい)。日本には、月の形や見える時間に合わせた美しい呼び名がたくさんあります。この記事では、月齢の意味と、月の満ち欠けの周期、旧暦の日付ごとの月の呼び名を一覧で解説します。
月齢とは
月齢(げつれい)は、新月の瞬間からどれくらい日数がたったかを表す数字です。新月が月齢0で、およそ7日で上弦の月、およそ15日で満月、およそ22日で下弦の月になります。新月から次の新月までの周期は平均で約29.53日で、これを「朔望月(さくぼうげつ)」といいます。
カレンダーに書かれている月齢は、その日の正午の月齢(正午月齢)で表すことが多く、同じ日でも時刻によって数字は少しずつ変わります。
月の満ち欠けと呼び名
| 旧暦の日(月齢の目安) | 呼び名 | 特徴 |
|---|---|---|
| 1日(月齢0) | 新月・朔(さく) | 太陽と同じ方向にあり、ほとんど見えません。 |
| 3日(月齢2前後) | 三日月 | 夕方の西の空に細く見えます。 |
| 7〜8日(月齢7前後) | 上弦の月 | 右半分が光る半月で、夕方に南の空に見えます。 |
| 13日 | 十三夜月 | 満月の少し手前の月。旧暦9月13日の月見が有名です。 |
| 15日(月齢14〜15前後) | 満月・望(ぼう)・十五夜 | 夕方に東から昇り、一晩中見えます。 |
| 16日 | 十六夜(いざよい) | 満月よりためらうように少し遅れて昇ることから。 |
| 17日 | 立待月(たちまちづき) | 立って待つうちに昇る月。 |
| 18日 | 居待月(いまちづき) | 座って待つうちに昇る月。 |
| 19日 | 寝待月(ねまちづき)・臥待月(ふしまちづき) | 寝て待つほど遅く昇る月。 |
| 20日 | 更待月(ふけまちづき) | 夜が更けてから昇る月。 |
| 22〜23日(月齢22前後) | 下弦の月 | 左半分が光る半月で、真夜中に昇り、明け方に南の空に見えます。 |
| 26日 | 二十六夜 | 明け方の東の空に細く見える月。 |
| 30日(月末) | 晦日月(みそかづき)・つごもり | 月が隠れて見えない「月隠(つきごもり)」が語源とされます。 |
「上弦」と「下弦」の見分け方
半月の直線の部分を弓の「弦」に見立てた呼び名です。上弦の月は、夕方に南の空で右側が光り、夜中に西へ沈むときに弦が上を向くことから「上弦」と呼ばれる、という説明がよく知られています。下弦の月はその反対で、左側が光ります。
月の出は毎日約50分ずつ遅くなる
月は地球のまわりを約1か月で1周するため、毎日少しずつ位置が東へずれ、月の出の時刻は1日に平均で約50分遅くなります。満月は日の入りのころに昇り、新月に近づくほど昼間に昇るため、夜空では見えにくくなります。
十五夜と満月の日はずれることがある
十五夜は旧暦の15日の夜のことで、新月の日を1日として数えます。新月から満月までの日数は毎月少しずつ違うため、十五夜と満月の日が1〜2日ずれることがあります。2027年の中秋の名月(十五夜)は9月15日(水)ですが、満月になるのは翌日の16日です。
